こんにちは。
設計のYSです。
建物の計画をするときに
どんな外観の建物が良いか
どういう間取りにしようかと
建物ばかりに気が向いてしまいがちですが
良いお家を考える上で、
まず考えなければいけないこと
それは、
敷地から建物を考えること がとても大切です。
![](https://rustic-factory.jp/wp-content/uploads/2022/07/DSC_3791-1.jpg)
【建物の向き】
道路に沿って建てられている光景をよく目にしますが
道路に沿わせることを目的にするのではなく
南の日射を効率よく取り入られるように
南に正対させたり
北側に良い景色がある場合は
北に開くのも気持ちが良くなります。
海や山、草木が見える方向に大きな窓をつけて
日常に癒しを取り入れることも可能です。
どの方向の何と家を繋ぐのかを考えることが
とても大切になります。
【外部環境】
雪国なのか、南国なのかで建築の在り様は変わります。
屋根の向きや、風の通り道、日陰などの
自然現象を上手に利用することは
必須だといっても過言ではありません。
雪は冬の日射を室内へ反射する作用があったり
自然の風の力を使って、涼しい空気を取り込んだり
日陰の涼しさを利用してクールスポットを作ったり
自然の悪い部分を対策し、いい部分だけを取り入れられれば豊かで快適な暮らしが実現できます。
このように基本的には
建物に合う土地を見付けるのではなく
その土地から建物を考えることがほとんどですし
そうした方が良く敷地に馴染み
長年愛されるお家なるのではないでしょうか。
それでは。
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