WORKS

平屋住宅「朴の家」は、「終の棲家」を想定したモデルハウスです。延床面積は21.47坪というコンパクトな家ですが、リビング、ダイニング、キッチンなど用途に合わせて天井高さを変化させたりすることで、小さくても開放的な空間を実現させました。また、太陽光や通風といった自然エネルギーを活用したパッシブデザインを採用しており、南面に正対した建物の配置や軒の出による日射調整、室内の空気の流れを考慮した窓の配置など、自然エネルギーを最大限に活かすよう設計しました。

こちらは、rustic+factoryのモデルハウスになります。今回のモデルハウスで伝えたいメッセージは、「小さな空間でも、設計次第で質の高い暮らしが可能」ということ。昨今の建設資材や光熱費の高騰を受け、「本当に豊かな暮らしとは何か」を問い直しました。大きな家に住むことは、必ずしも豊かな暮らしとは言えません。むしろ、コンパクトな住まいでも、上質な空間と快適な温熱環境を創出することで、より豊かな暮らしを実現できると考えています。