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断熱性能と指標

こんにちは。
設計のYSです。

国の政策や、暮らしの質が求められるようになり
断熱や気密を考えることが一般的になってきました。

本日は、そんな住宅の性能を表す指標について解説していきます。



アルファベットや専門用語が出てくると
よくわからなくなるし、拒絶反応が起こりますよね…

ですが、簡易に考え方を理解するのであれば案外簡単だったりします。



◆性能を表す数値


Q値:家の中から熱が逃げる量を、床面積で割った値
→換気による熱の損失を考慮する

UA値:家の中から熱が逃げる量を、天井・壁・床などの外皮面積で割った値
→換気による熱の損失は考慮しない

C値:家の中にどらくらいのすき間があるのかの数値

※全て数値が小さい方が良い性能


Q値とUA値、どちらの値も熱の損失量を表す値なのですが
なぜ2つあるのかといいますと、元々Q値という指標だったものが
ここ数年でUA値へ変わったからです。
この際に国の省エネ基準からC値(気密測定)がなぜか削除されました。

Q値は床面積で割った数値のために
小さい建物ほど数値が上がってしまう(悪い方へ)傾向にあります。
逆に床面積が大きな建物ほど数値は良くなります。

諸説ありますが、なんやかんやでQ値からUA値に変わったわけですね。


◆国や団体が定めた断熱等級について


【国で定めた等級】
等級1~4(2022年に等級が7まで追加されると言われています)
※数字が大きいほど性能が良い

【#HEAT20が定めた等級】
G1~3
※数字が大きいほど性能がいい


現在、国では等級4を推奨しています。
H28に改正された「次世代省エネ基準」というものです。


数値や専門用語で面倒かもしれませんがまとめますと
・自分が住む地域や環境によって性能を考える 
・性能によるランニングコストを比較する → 初期費用だけでは判断できない為
・気密測定をしてもらう → 施工に気を付けてもらえる
が大切なのだと思います。

頭打ちはありますが、性能が高いほど
快適な温度環境、日々の光熱費の削減、身体の健康
など様々なメリットが期待できます。

電気代も燃料代も際限なく値上がりしているこの状況です。
長年住んでいくお家だからこそ、性能も大切な要素の一つなのではないでしょうか。

それでは。

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