こちらのイベントは終了いたしました。
【満員御礼】おかげさまでこのイベントは定員に達しましたので、受付を締め切らせていただきました。お越しいただいた皆様ありがとうございました。
宮城県仙台市泉区|10/21(土)~22(日)【 住宅見学会 】
「籠りたくなる家」
建物の性能にとことんこだわった「籠りたくなる家」は、老後のことやランニングコストも考えて、無理して冷暖房することなく、自然に近いゆるやかな温度環境で過ごせるように、住宅の『性能』にこだわったお家です。室内の温熱環境は機械に頼ってコントロールするのではなく、建築としての性能を確保することで、建物の普遍的な良さに重点を置いた計画が始まりました。
リモートワークや寛ぐ時間に、よりよい居場所の選択を。『開放感』と『包まれ感』のあるお家。「籠りたくなる家」の設計のポイントに沿ってご紹介いたします。
1:太陽と上手にお付き合い。
2:Rの木塀が視線をいざなう。
3:「開放感」と「包まれ感」
4:室内のメリハリと遠近感
5:お家の気密性能[ C値 ]
point1:太陽と上手にお付き合い。
南向きの外観。南面の日射遮蔽として軒の出は深く設計。
1階のリビング・ダイニングに設けた開口面は、屋外のデッキ(約1m)分後退しており、大開口でも夏の陽射しが直に入らないように計画しました。
こちらの写真は、秋に差し掛かる10月初めの、リビング・ダイニングに差し込む朝の陽射しの様子です。
point2:Rの木塀が視線をいざなう
曲線を描いた木塀は、住まい手の意識を誘導させるため、内と外から見たときにそれぞれ違った効果をもたらします。
初期段階のイメージパースです。
屋外から見た木塀のゆるやかな曲線は、「ただいま」と玄関に向かって意識を導くように。
現在工事中の木塀写真。
屋内のリビングから眺めた弧を描く木塀は、奥に広がる期待感をもたらします。自然と庭に目が行き、騒々しさから心が離れ、落ち着いた時間を過ごすことができるでしょう。
初期段階のイメージパースです。
現在工事中の木塀写真。
point3:「開放感」と「包まれ感」
テレワークや読書、その時々によって居場所を選択して生活できるように。開放的な場所や、籠りたくなるような空間を散りばめました。
たたみ1畳分の読書室。
初期段階のイメージパースです。
天井を高くすることで、適度に開放された籠り部屋(ヌックスペース)。
リビングの一角に、間仕切り壁を設けた『多目的ワークスペース』は、独立した空間でありながらも家族の気配を感じられ、空間のつながりを確保しました。
初期段階のイメージパースです。
たっぷりと本を収納できる造り付け収納。
棚の奥行が十分確保しており可動棚でもあるので、本に限らず文房具や生活道具も収納できる優れもの。
カウンターから造り付け収納まで、手を伸ばして届く距離ではあるものの、天井高さは約4mもあって、意外と開放的なんです。
point4:室内のメリハリと遠近感
L.D.Kの一体となった空間も、天井面に高低差を設けることで、場所ごとに雰囲気が変わります。
リビングからの眺め。
ダイニングからの眺め。
視線の向きが変われば室内の遠近感が増し、広がりが感じられるよう工夫しました。
キッチンからの眺め。
共有スペースとなるリビング・ダイニングは、できるだけ物が乱雑にならないように、バックヤードに収納スペースを充実にして区分けすることで、生活感を感じさせないような共有スペースを実現させた。
point5:お家の気密性能(C値)
断熱性能と同じく気密性能も大事な要素です。
断熱性能の高い断熱材をいくら敷き詰めていても、気密性が悪い(=隙間が大きい)と、『つめたい空気』や『あたたかい空気』が屋外から壁の中へ入ってきてしまいます。すると、せっかく暖房設備であたためた熱は隙間を通って外へにげてしまうため、エネルギーを過剰に消費してしまうことになりかねません。
気密測定の結果は・・・【 C値:0.3 】
※こちらの値は、数が小さいほど隙間が小さく、気密性能が良いことを示しています。
他にも、気密性のメリットとして、室内の風の通り道をコントロールすることができます。
室内に隙間がいっぱいあると、風が分散してしまいます。例えば、重力換気も気密性が良くないと、上から高い所から暖気を出したいのに、関係ない場所から出てしまうなんてことも。しかし、気密性が良い室内は、室内の隙間を少なくするため風が分散しにくく、換気の経路や窓から流れる風の経路を制御することができます。
したがって、お家の断熱性能や、室内の空気を循環させる換気性能を良くするためには、一方に偏らず気密とセットで考えなければいけません。
■ 当イベントの詳しい詳細はこちらから!
いかがでしたでしょうか。
2023年10月21(土)から、22日(日)にかけての2日間限定での住宅内覧会です。
これからお家を検討されるかたはもちろん、インテリアに関心がある方も大歓迎ですので、是非この機会に、自然素材の質感や空気感をご体感くださいませ。
これからの素敵なお家作り、インテリアの参考にしていただければ幸いです。
・10/21(土)11:00-17:00
・10/22(日)11:00-17:00
・予約不要
※開催場所の詳細につきましては、イベントページをご覧くださいませ。
■ rustic+factory(ラスティック+ファクトリー)とは
rustic+factory(ラスティック+ファクトリー)は、共栄ハウジング株式会社で「設計・施工」を手がけるオリジナルブランドです。
仙台市をはじめ、大崎市・富谷市・名取市など、宮城県で「家づくり」や「リノベーション」を続けている工務店です。
〝自然素材〟や〝温熱環境〟にこだわった『無垢で素朴なラスティックの家づくり』夏も冬も快適に、日々の暮らしに「学び」や「楽しみ」がある住まいを・・・という想いで私たちは建築に取り組んでいます。
共栄ハウジング株式会社【 公式HP 】
https://kyouei-housing.jp/
■ お家づくりのご参考に・・・
\ここではご紹介しきれない想いがこもってます/
お家は大きなお買い物。これから家づくりをご検討される皆様に向けた資料をご用意しております。
日々のコストを左右する「温熱環境」や、暮らしの心地よさを補助する「設計の手法」について考えをまとめた冊子になります。ぜひ、これからのお家づくりのご参考にしていただければ幸いです😊