こんにちは
設計のYSです。
あれから12年。
東日本大震災からもうそんなに経つのですね。
最近だとトルコでも同じような地震があり、日本よりも被害が出てしまいました。
お家などの建物が命に直結する問題だと
より、リアルに考えさせられた出来事でした。
建物を長持ちさせる方法
これまた多方面に絡んでくる議題ではありますが…
たくさんある中でより重要な
湿気(水)についてフォーカスしていきます。
私たちの住むお家(木造)は
一般的に20~40年程度という短い期間で
改修や解体をされていました。
何千万というお金をかけて勿体ないですよね。
それらの大部分の原因として
構造材である柱や土台が湿気でカビたり、腐ったりが原因になります。
それこそ、構造が腐っていればいつかは潰れてしまいます。
かの有名な白アリさんも
健康な木材には手を付けられず(硬くて噛めない)
ぐじゅぐじゅに腐った柔らかい木を食べにやってきます。
つまり、湿気(水)の影響で腐らせなければ
お寺や神社のように何十年~何百年と構造体を保つことができます。
実際に
奈良県にある「法隆寺」
世界最古の木造建築で
なんと1300年以上も建ち続けています。
結論
木の腐るメカニズムを理解することによって
長持ちするお家づくりは可能です。
次回、どうすれば構造体が腐らないのか
そこを述べていきます。
それでは。